私は、ビビりなこともあってか、言い伝えやら縁起担ぎやらなど、根拠のなさそうなことをけっこう信じて生活をしている。
小学生の時、夜に爪を切ると親の死に目に会えないと聞いてから、このかたただの一度も日が暮れてから爪を切ったことがない。
それどころか、夜に切っている人を見ると、自分まで目を覆いたくなる。
日本にいる頃、母親が夜に爪を切っていたので、そういうと、母の答えは「私の親はもう天国だから、いつ切ってもいいのよ」とあっけらかんと言われて、とてもうらやましかった覚えがある。
こんな私だから、ケニアに来るにあたっては、いたるところにお守りなるものが忍ばせてある。
神社や寺でもらえるお守りの類だけではなくて、今までこれをもっていると、いいことがあった的なものもたくさんもっている。
今日、そのうちの一つを落としてしまった。
15年以上、いつも身に着けていたピアス。
気付いた時、すごくショックだった。一端、頭が真っ白になって、「どうしよう、どうしよう。お守りがない!こわい。」ってパニックになった。
でも、思った。
神様がきっと、「もう、持っていなくても大丈夫だよ、頼らないでがんばってみろ」って言っているようなそんな気がした。
そんなふうに思えた。
少しは成長しているのかな。
ふと耳に手をやり、存在を確かめる癖がついてしまっている。そこで、改めて思い知る。
強くなろう。
ポレポレです。
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