2010年12月2日木曜日

ターム終了 

11月24日、9月9日から始まった今タームが終了した。
51日間。
日本の2学期は77日間くらいあるので1か月ほど短い。


51日間といっても、私の勤める支援学校は、先生がちゃんと教室に来たのは、1週間くらいたってから(理由は、子どもが全員来ていないからとのこと、なんだそりゃ!)。そして、終わりも22日(月)から授業はなかった。だから、授業というのは、40日間くらい。短っ!
そして、日本のような始業式も修了式もなかった。


なんとなく始まり、なんとなく終わった。


物足りない・・・・・が素直な感想。


けれど、親や親せきが迎えに来てくれて、大喜びの子どもたち。今まで見たことのないような笑顔を見せていて、肉親の偉大さを改めて思い知る。また、子どもたちにそんな存在の人がいることに安心をする。
あと一息で一枚の布になってしまいそうな制服から、結婚式に行くのか!というくらいの服に着替えて帰っていく子どもたち。
その横で、迎えをひたすら待つ子どもたち。ドミトリーの窓の鉄格子から覗く顔が切ない。
ドミトリーの中で待ち切れずに、外に出てきたサミュエル(たぶん、7歳)。わんわん泣いて、泣きやまない。
こっそり、ドーナツをあげたけれど、この時ばかりは、ドーナツも効き目がなかった。
サミュエル始め、何人かは、この日は迎えがなかった。


51日間、この学校のあまりのひどさに嘆き、怒り、諦めとマイナスなことばかりな気がしていたが、
振り返ってみると、実は、日本にいるときより私はいっぱい笑っていた。純粋に笑っていられた。
言葉が通じない分、笑顔で、しかも思いっきり笑顔じゃないと通じないから。
そうして、少しずつ、子どもと通じ合う瞬間ができてきたように思う。




日本の学校で指導している時、「やらなくちゃ!」「ここまでは教えなければ」と追い詰められて、笑うことを忘れてしまうことがある。そんな余裕がなくなってしまう。子どもたちの表情を見て、「これではいけない」と何度思ったことか。


ここケニアでは、そこまで指導できないこともあってか、もう少し気楽。そして、周りの先生たちが全くなにもしないのに、一人であくせく働いていても存在がさらに浮くだけ。だから、「教える」より「子どもに寄り添う」ことを本当に優先できた。


目に見える形で残せていることは、まだ何もないけれど、それでも私の中にこの感覚を取り戻させてくれたことは、とても大きなことだと思う。


日本もケニアも笑顔が教えてくれること、笑顔から得られること大きく、同じだな。 
そして、笑顔でいるためには、自分自身が強く大きくならなければならないとも実感した。


さて、日本と違って、休みは休み。しかも1か月。
たっぷり、また違うケニアを味わって、新学年からのエネルギーを貯めるぞ。

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