2011年4月1日金曜日

マーンダージ作り

ターム休み目前。日本でも学期末にお楽しみ会をやることがあるように、ケニアの私のクラスでもお楽しみ会をした。それが『マーンダージ作り』。
マーンダージとは、ケニアのドーナツ。1個5シルほどでいろんなところで売られていて、朝、通学する子どもたちが近くのキオスクで買い、かばんに入れている姿をよく見かける。
私の学校でも、チャイタイムの時間になるとおじさんが毎日売りに来る。子どもたちは、いつもいつもそれはうらやましそうに先生たちを見ている日々。
ある時は、教室の掃除をしたからと言って、特別に、できる子だけもらっているなんてこともあり、私はどうにかして、全員に食べさせたいと思っていた。そこで、今回のチャンス。
ある子は、いつもカレンダーを指差して、生地を伸ばす真似をして、それは楽しみにしていたくらい、その子、そうやって日にちの見通しが持てるんだって発見ができた。
それぞれの手順(卵を割る、粉を入れる、混ぜる、生地をのばす、切る)を一人一人に体験もさせることができた。
じっと座っていることを強要されることが多い中で、自分から「~をしたい」という意思表示をすることを忘れているのではないかと思う子どもたち。
けど、何でもやらせてみたり、提示して見せると、やりたがる。障がいの重さは関係ない。
学びたい、やってみたいって気持ちはどの子も一緒なんだって、そのたびごとに思う。
また、何かと早いもの勝ちなことが多いケニアで、せめて学校では順番を守れば、保障されるってことを知ってほしいと思っていた。今回はそのことが通じた?って思うことがあった。私が順番を抜かしていたら「Peterがまだやっていないよ。」などと教えてくれる場面もあったのだ。こういう瞬間がうれしい。
同僚は、最初、子どもにやらせるとは思っていなかったようだけど、それでも私の意図をくんでくれて、温かく見守ってくれたことがとてもありがたかった。

粉一袋で200個以上のマーンダージができた。

最初、子どもたち一人一人に各教室に配らせる予定だったのだけれど、ランチタイム後の授業が急にカットになることが判明。
そこで、急遽、ランチプレースに持って行き、ハウスマザーの指示のもと、無事に全員に配ることができた。
私たちではとてもできない。取っ組み合いが始まったり、もらえない子がでてくることになりかねなかった。ハウスマザーはすごい。

私のクラスの子どもたちは、教室に戻ってきて、ゆっくりとみんなで食べた。
とってもうれしそう、楽しそう。
うちの学校は、始業式も終業式もないので、このお楽しみ会がそんな目安になるといいなとも思う。
次は何を作ろうかな。






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