ここ2日間でたっぷりケニアの洗礼を受けた。
その1
昨日。学校がいよいよ始まるというので、友達と一緒にスーツを買い、スーツ用の靴も買った。自己紹介もスワヒリ語で考え、準備は万端で出かけた。
一緒に車に乗せてくれる副校長は、私のその姿を見て、一瞬息を飲んでいたのを私は見逃さなかったから、私の気合いの入れようがいかほどのものかおわかりになるだろう。
まあ、普段、彼は私の寝起きやジャージ姿しか見ていないからしょうがないか。
9時:同じ敷地内に住む副校長とともに到着。
10時:先生たちは10時くらいに来ると言われ、ふらふらと散策。蚊の大群に閉口しながら、戻ってき ても誰ひとり来る気配がない・・・・・。
まさかねえ、と思いつつ、1時間が過ぎた。
11時:副校長もさすがにおかしいと思ったらしく、校長先生に電話をしている。その結果、今日は 出勤日ではないことが判明。副校長は「ぼくは他の仕事に行っていたから、知らなかった」とのこと。
何度かケニア人と約束しても守られないということを聞いたことがあるが、まさか学校で!
ということで、午後からも休みとなる。
副校長、申し訳ないと思ったの帰りに突然「チャイを飲むか?」と言って、チャイとドーナツをおごってくれた。
ニャフルルの友だちも月曜日からとはりきっていたのに、やっぱりこんな会話が繰り広げられていたそう。
隣人:「そんなかっこうしてどこ行くの?」
友達:「学校」
隣人:「学校は 明日からだよ」
友達:「えっ?!・・・・・・・・・・・。だって、昨日あるっていってたよね?」
その2
ケニアは赤道直下にもかかわらず、高地なためそんなに暑くない。私の住むナクルも日本の春か秋のような気候で、けっこうカラッとして過ごしやすい。
なのに、バナナがなっていたりハイビスカスやブーゲンビリアなどの日本だと沖縄のような暑い地方で見られる植物も生えている。
で、何がいいたいかと言うと「生えている」つながりなのだ。
ベッドと床にカビが生えた。
ベッドは、急がせた私が悪いのか、木が生木のままだったらしく、その上にベッドマットレスを乗せたものだから、行き場がなくなったらしい。おかげでマットレスとシーツにもカビが移った。
で、作ってくれた家具屋に交渉したら、ちょうど同じサイズのベッドがあるから交換をしてくれることになった。
その日が昨日、月曜日。
仕事から帰ったら電話をすることになっていたので、昼過ぎに電話をする。それが2時。
5時:あまりにも来ないので電話。「近くに行ったら電話をするから待っていろ」とのこと。
6時:再び電話。同じ答え。
7時半:再び同じ答え。本当に今日来る気があるのかというと、今日行くという。
ベッドはほしいので信じるしかないとまた待つ。
8時:再び電話。「下にいる。近くになったら電話する」下って?しかし、私の語学力では待つしかな い。
9時過ぎ:もう待てないし、この時間に部屋に入ってこられても困るので、こっちからメールで断る。
その返信は、もちろんない。
結局、「行く行く」といいつつも来ない。これもうわさに聞いていたが、わが身に降りかかったのは、初めてだ。ケニアに住み始めて2ヶ月半、どうもケニア人は、「できない、知らない」というのが嫌らしい。
キリスト教信者のケニア人よ、これは嘘というのだよと教えてあげたい。
その3
そして今日。待っていてもベッドは来ないので、押しかけていくことにした。で、出かけようと靴を履こうとした。
ないっ!
靴がないっ!
そう鉄格子を一枚入ったところに置いてあった私の登山靴が影も形もなくなっていた。
そこでしか脱いだことがないが、一応1LDKの我が家を全捜索。
しかし、当たり前だがない。
家の外に置いておいたわけではない、一応家の中のベランダのようなところだ。
前回のブログに書いた2つ目の防犯対策の扉の中。
そして、私は日曜日の午後から家にいたのだ。
だから、安心して、その扉のカギをしていなかった・・・・・・・・。
まさか・・・・・・。
疑いたくは全くないが、隣人とその知り合い以外しかこの敷地内には入ってこない。
靴の中には緊急用に中敷きの下に2000シリングも入っていた。
防犯対策について書き、こんなに必要ないのではないかなんて思っていた後のこの出来事。
盗みの被害にあって悲しいのは、物やお金が無くなったことではなく、人を疑ったり信じられなくなったりすることなんだなあと思う。
一通り、JICAや大家に電話をし終わった後、家にいても泣けてくるし、このままではケニアが嫌いになりそうなので外に出た。
いつもの野菜売りのおばちゃんのところのちびっこ二人と空手好きのお姉ちゃんと一緒に粉をひいてもらうお店までの散歩に出た。
そしたら、きれいな虹が出ていた。
傷心でカメラを持たずに出てしまったのが残念だが、去っていく雨雲の後ろから沈む夕日が差し込んでいて、これもまた私をあたかも勇気づけてくれているようだった。
願うは、どうか私の靴とお金が、学校に行けなくて困っている子のためになったり、食事代などのなにかしら生きていくためのものになってくれますように。
私は、こんなことじゃ負けへん。ケニアも人も嫌いにならへん。きっとこれは、神様が慣れてきて、ぼやっとしている私への警告やったんやと思う。
命があってよかった。
だけど、JICAも大家も誰も警察に行こうとかは言わなかった。ケニアの警察って一体・・・・・。
洗礼も受けたし、私はこうして少しずつケニアに馴染んでいくのだろう。
しかし、今日もまだベッドが来ない。5時に来るはずが今は7時半・・・・・・・。
さすがポレポレ^^笑
返信削除靴が無くなってみっちゃんが落ちてる姿想像つく。。。
でも
負けずに生活しよーとしてるみっちゃんもね☆
今度は全て家の中へ!!!
これもいい経験と思おー♪
そしてケニアのいいとこいっぱい探して楽しくね☆
しばらくご無沙汰だなあと思っていたら
返信削除なかなかに刺激的な毎日を送っていたのですね
今回のことは確かにへこむけど 良い勉強だと思って!
(ちょっと授業料はとられたけど)
次回はいよいよ学校の話が聞けそうだね
楽しみにしてるよ